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2023年2月のブログ 読売新聞に載った件について



今年は花粉症がひどいですね。これまで舌下治療がものすごい効いていた印象ですが、花粉が多く飛ぶと舌下治療だけでは症状を抑えきれないようです。シダキュアを販売している鳥居薬品に問い合わせても、「今年は飛散量が倍のようで、舌下治療を3年以上されている方で抗ヒスタミン薬が必要な方が多いです」とのことです。そしたら初めから薬だけ飲めばいいじゃないかという感じもしますが、舌下治療をやっている方は症状が出ているとはいえ「舌下やる前よりはずっと楽です」というコメントが多く、意味はあるようですね。


スギの飛散量は、前年の夏の気温の影響を受けると言われています。地球温暖化の影響もあり、日本はこれから毎年のように夏の気温が上がるという噂があります。このままだと毎年花粉症がつらくなっていく可能性があるので、舌下治療で症状が出にくい体にしておく必要は今後もありそうです。

新しいガイドラインとして、「夏の気温が上がって『来年は花粉が多そう』と判断されたら、11月くらいから舌下をやっておく」というような方法がとられるかもしれません。


そういえば新聞の記事の中で、いくつか修正したい点があります。

まず私は、花粉症に詳しい医師ではありません。

舌下については、上に書いた通り、何年内服したら何年調子がいいということが言えるわけではなくなったので、今後方向性が見直されると思います。

また鼻の焼灼治療について、保険治療なので価格は保険の種類によりますし、効果もぬって即出るわけではありません。

コンビームCTも最近は珍しくなくなりましたね。


記事を書いた方に悪気はないと思いますが、スポーツ選手や芸能人が自分の記事に対して「そんなこと言ってない」と言っているのがわかる気がしました。

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